ひふの応急処置


やけど

やけどの場合、まず流水で最低15分以上冷やします。
水疱を破ったり、市販薬や薬草などを塗られると傷が治りにくくなることがあります。濡れタオルなどで保護して病院においでください。
範囲が広い場合や顔にやけどをした場合は救急病院による処置が必要になる場合があります。やけどの場所を水で冷やしながら落ち着いて119番し、やけどの場所、広さ、原因などを係員に告げて指示を受けてください。

虫さされ

虫さされは、患部を氷水で冷やしたり市販の塗り薬を塗ることで対応できることもあります。しかし、激痛を感じたり刺された場所が腫れてくる、広い範囲で赤みを生じるなどの症状があるときは、お近くの皮膚科にご相談ください。
*ハチに刺された後に、全身にじんましんができたり気分が悪くなってくるなどの症状が出てきた場合は、命にかかわるハチ毒アレルギーの症状である可能性があります。すぐに近くの人に症状を告げて119番してもらってください。

じんましん

皮膚科では、「じんましん」とは、蚊に刺されたときのような膨れた赤みが全身のあちこちに出現しては数時間で消えて、かゆみが強い状態のことを指します。卵などとの関連を疑われることが多いのですが、実際に食べ物を制限して症状が消えるのは一部の例だけです。市販のぬり薬で一時的にかゆみをやわらげることはできますが、しばらくの間のみ薬をのんで症状を抑えることが基本となりますので、お近くの皮膚科にご相談ください。
(ページ先頭に戻る)
(ホームに戻る)